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第5日目午前

 パリ −22km−> ベルサイユ宮殿  −22km−> (昼) 午後は自由行動  >  パリ(泊)  

・ベルサイユ宮殿はルイ14世が建造開始し、約50年の歳月をかけて1710年に完成しました。ベルサイユの歴史
・ベルサイユの宮殿と庭園は1979年に世界遺産に登録され、2007年にも緩衝地域が拡張登録されました。


ベルサイユ宮殿鏡の回廊


10月16日


朝8時半頃ホテルを専用バスで出発しました。ホテルは凱旋門から東側、ベルサイユ宮殿は
反対の西側でその間22kmあります。


私たちの専用バスから外を眺めます。ラファイエット百貨店3号館か?


プランタン オスマン本店らしい。


同じビルの反対側の角です。こちらは伝統的な装飾です。


緑の十字はたぶん薬屋さんです。


朝のラッシュです。


新しいパリの風景として象徴的だと思いました。


9:21 外の景色に見とれているうちに、ベルサイユ宮殿の近くに来ていました。


ベルサイユ宮殿の門前です。石畳の広場でバスを降りて門をくぐります。


左が南翼棟、右が北翼棟、その間の奥で白く見える部分がマリー・アントワネットの部屋
などがある宮殿です。右端に見える建物は王室礼拝堂です。


きれいな馬です。どうした馬でしょうか。2頭の馬は城内警備でしょうか。


9:39 「王室礼拝堂」です。


「礼拝堂の間」の扉です。白地に金の縁取りが美しい。

「ヘラクレスの間」
1664年にヴェネチア共和国からルイ14世に送られたヴェロネーゼ作「パリサイ人シモン家の宴」
あまりに大きく、これを飾るために「第四礼拝堂」を改装したといいいます。


「豊饒の間」です。かつてはルイ14世の貴重な所蔵品が置かれていたそうです。


「ヴィーナスの間」です。元々は階段の玄関部だったという
大理石の装飾が重厚な感じを出しています。


「ローマ皇帝姿のルイ14世全身像」です。


「ヴィーナスの間」の天井にも緻密な絵画が描かれています。
夜会で軽食をとる場所だったそうです。


アントワーヌ・ウアス作の「神々と強大国を従わせるヴィーナス」


「マルスの間」のシャンデリアです。
暗い夜はどんな感じだったのでしょう。
しかし、元は衛兵の間で、軍事的な装飾が多くあります。


「メリクリウスの間」には、時計職人からルイ14世に贈られた、
からくり振り子時計が置かれています。
もともとはここは寝室だったそうです。


ジャン・バプティスト・ド・シャンペーニュの「2羽のニワトリに引かれた戦車に乗るメルクリウス」。
寝室の天井に戦争に関わる絵が飾られるなんて、ルイ14世は夜も大変だなあ。


「アポロンの間」は接見に使用された玉座の間です。


リゴー作「ルイ14世の肖像画」です。


カレ作「ルイ16世の肖像画」です。年齢が分かるといいのに。


「鏡の回廊」手前の「戦争の間」は、オランダ戦争でのルイ14世の勝利と
終戦時の「ナイメーヘンの和約」をテーマとしているそうです。


有名な「鏡の回廊」です。「戦争の間」、「鏡の回廊」、「平和の間」は一体をなし、
ルイ14世の戦勝と政治的偉業を称えるものだそうです。


「平和の間」は、戦争の後に訪れる平和、歴代の国王が築き上げてきた平和を表現しているのだそうです。
フランソワ・ルモワンヌ作「ヨーロッパに平和をもたらすルイ15世」。
戦争と平和の繰り返しだったと言うことでしょう。


「王妃の寝室」のベッドです。
マリー・アントワネットが王位継承者を出産したといいます。


「貴人の間」です。王妃による公式な接見が行われました。


「大会食の間」の壁面に飾られた絵です。
ヴィジェ・ルブラン夫人作の「マリーアントワネットと3人の子どもたち」。


「王妃の衛兵の間」です。黒白で衛兵という感じがしました。


王妃が広いスカートをつけて上がり下りできるよう、ゆるやかな傾斜と美しい装飾を施した大理石の階段です。


10:18 屋内最後は資料やおみやげ物を売っている売店です。
ここで買った日本語版資料をこの記事を書くのに参考にしています。

現地ガイドさんに案内してもらっての駆け足の内部の見学はここまで。これから外に出ました。


広い、すごく広い、ただもの広い。皇居が8つぐらい入るそうです。
これを今も美しく手入れしているのだから、すっごい費用がかかっていることでしょうね。


「水の前庭」ですが、芸術家に作品の展示を許可しているようです。
ちょうど前衛彫刻展のようなものが開かれていて、向こう岸にはガリバーの
骸骨のような作品が仰向けに寝ています。


円錐形に刈られた樹木が整列しています。右側が花壇になっています。


「バッカス像」です。このような人物像が庭の側面に並んでいます。


「噴水ピラミッド」です。今日は噴水が止まっていました。


「水の散歩道」ですが同じく水が出ていませんでした。

ドラゴンの泉水
ここも残念ながら水が抜かれていました。この時期に、清掃するのだろうか。
向こうはトリアノン宮殿への道。樹木をこんなに美しく刈り込むなんて、どんな作業をしているんだろう。


「ネプチューンの泉水の水甕」です。
この池で当時のまま残っているのはこの鉛の大甕だけだそうです。


「ネプチューンの泉水」です。これで出口を出て宮殿とはお別れです。


出口からほど近い、「ルネッサンス」(宝飾の店)です。
それぞれおみやげを買い込みました。


専用バスまでの道には落ち葉が掃き寄せられて、秋だなあ。


11:36 観光バスの駐車場で待っていて、「買って」とすり寄ってくる「見送り人」たち。
それを振り払いさっと専用バスに乗り、パリに戻るのです。
そして昼食の後、自由行動になりました。

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