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第5日目午後

11月15日  カイロ −25km− ギザ(クフ王のピラミッド観光、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッド、スフィンクス見学) −30km− メンフィス(古都メンフィス観光、博物館) −5km− サッカラ(階段ピラミッド見学) −15km− ダハシュール(屈折ピラミッド) −80km− カイロ(ディナークルーズ) − (ラムセスヒルトン2泊目)


Sakaraの階段ピラミッド前にて



ナツメヤシの畑を横目にメンフィスをめざしてバスは進みます。


13:06 遠くにめざす最初のピラミッドが見えました。


表面が崩れ落ちて内部の赤っぽい岩質の石が見えている赤ピラミッド。高さは104mだそうです。


赤ピラミッドの近くにいたイヌ。後に屈折ピラミッドが見えます。


バスの窓からなので少し青いですが、やはり大きいです。

 
イヌの背景に小さく見えた屈折ピラミッドをズームアップしました。これだけで屈折ピラミッドは終わりでした。次はメンフィスです。               


メンフィスに向かうバスで移動中に見た鉄工所。


羊が餌を食べている脇を下校中の女の子が通ります。


下校中の子どもがバスに向かって手を振ります。


13:45 メンフィスはギザから始まる世界遺産ピラミッド地帯の一番南です。        
BC3000年以前はエジプトは南北に分かれていました。それを統一したのがナルメル王で、首都をメンフィスに置いたといわれています。    
ここはOPEN AIR MUSEUMと銘打った博物館で、近郊の遺物が集合されていました。       


アラバスター(雪花石膏、大理石か?)製のスフィンクスです。
第18王朝あたりのものらしいです。


ここの建物の中には、足は折れてしまっていますが、
顔など特にきれいに残っているラムセス2世の像がありました。


王の名を示すカルトゥーシュが肩に彫られています。


また、屋外にも様々な像がある中にラムセス2世の立像がありました。
大きな像を造るのは王の権威を示すもので、必ずといっていいほど力強く左足を踏み出しています。


14:40 再びバスで砂漠を走り、今度はサッカラの階段ピラミッドです。                   


列柱があり、その上は石板の屋根になっていました。ここは葬祭殿か?


その隣には井戸が掘られていたことが発見されていて、まだ作業中のようでした。


第3王朝のジェセル王により建設された史上初のピラミッドで高さ62mだそうです。


東側には神殿や礼拝堂があったようです。


見学を終わり元来た方を見たところです。
右のレンガ積みの塀が広い敷地を取り囲んでいました。


15:21 ツアーは絨毯工場も見学しました。もちろんお買い物つきです。


ここは絨毯製造学校ということになっていて、子どもたちが絨毯をせっせと織っていました。


少女は大変きれいな顔立ちですが、カメラを向けるとチップを要求したのでがっかりでした。
だから正面からは撮りませんでした。


学校で絨毯を織っているうちに成長して手が大きくなると別の種類の織り方の絨毯を織ります。
そして子どもたちの先生役をしますとのこと。


2階に上がると沢山の完成品が並んでいました。
私は昨年中国で絨毯を買ったので、中国の方が品物はいいような感じがしましたから買わないで
出てきてしまいました。
(あくまでも私的な感想です)


絨毯学校の外には2台の日本車が止まっていました。実際、町中にも日本車は多く、エジプト人は
日本びいきなんだなあ、と感じました。


16:00 バスはカイロに向けて帰ります。このアパートは色が塗られてなんとなくいい感じ。


こちらはまだレンガを積んだだけという感じ。


相当な高層マンション?もあります。


かわいいロバがあちこちで荷を引いていました。


市内に近づくと立派な?防塵窓のついたアパートが増えます。


同時に車はラッシュ状態になりました。あ、SUZUKIだ。


16:55 私たちの3連泊しているホテルに戻りました。
ピラミッド漬けの一日が終わり、少し休憩して、これから楽しみなディナー・クルーズに出かけます。


19:11 ヨーロッパの人たちがよく利用する、3日間ナイルクルーズと同じ形の船に
イルミネーションが輝いています。


もう少しゆとりを持った席かと思っていたら、ぎっしりと並ぶ席で、しかも食事はビュッフェ形式で、
行列から解放されるまで時間がかかりました。
ここでもパンはおいしく食べることができましたがほかに何を食べたかもう忘れてしまいました。
カメラで撮ることも忘れていたのです。どうしてかというと・・・


ベリーダンスが始まったのです。おもしろいことにダンサーが一通り踊ると、ロシア系の両親の
連れてきていた女の子が一緒に踊り出したのです。


両親は別に止める様子もなく、父親はビデオカメラにこの様子を納めているようでした。


次は広いスカートをはいた男が曲や歌に合わせてくるくる回る踊りでした。
何曲もの間ただただくるくる回って遠心力でスカートを開いています。
これはタヌーラのスフィーダンスという踊りらしいです。


そんなことで、2時間のディナー・クルーズは窓の外をながめることもなく、
ナイル川の上にいる意味もなく過ぎていきました。

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