11月15日 カイロ −25km− ギザ(クフ王のピラミッド観光、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッド、スフィンクス見学) (昼食)−30km− メンフィス(古都メンフィス観光、博物館) −5km− サッカラ(階段ピラミッド見学) −15km− ダハシュール(屈折ピラミッド) −80km− カイロ(ディナークルーズ) − (ラムセスヒルトン2泊目) |
<事前学習>
・ギザは古代エジプト以来の町であり、クフ王のピラミッドをはじめとするギザの三大ピラミッドと、ギザの大スフィンクスがある遺跡の町として世界的に有名である。その一帯からダハシュールにかけてのピラミッド地帯は、メンフィスとその墓地遺跡として1979年に世界文化遺産として登録された。引用はここ
・エジプト古王国期の統一王朝最初の都であり、初期の都市名は、Ineb Hedj("白い壁")。メンフィスという名は、第6王朝のファラオ、ペピ1世のピラミッド「メンネフェル」のギリシャ語読みが変化したものである。その後、エジプト中王国の時代には都は上エジプトのテーベに移った。エジプト新王国の時代において、宗教改革を行ったことで知られるアメンホテプ4世の死後、一時的に都が置かれた。(まもなくテーベに遷都。)引用はここ
・カイロから西南方向におよそ20キロほど行ったナイルの西岸に、ギザ台地に連なる石灰岩の台地がある。ここには古代エジプトの古都メンフィスのネクロポリス(古代の墓地)として第一王朝のころから多くのマスタバ(煉瓦で造った墓)が造られていた。現在そこは砂漠の砂に完全に囲まれているが、エジプトで最初に造られたといわれるピラミッド、ジョセル王の「階段ピラミッド」がある。ジョセル王は古王国時代第3王朝(B.C2686−2613)の2代目のファラオであるが、階段ピラミッドは臣下の有名な建築家イムホテプが、王を埋葬するために建造したものと言われている。
ジョセル王の葬祭複合体の南隣に、300年ほど時代を下った第5王朝期(B.C2498−2345)の最後のウナス王のピラミッドがあるが、崩れてしまって外装は完全に失われてしまっている。しかし、内部の墓室はきれいに残されており、壁面に有名な「ピラミッド・テキスト」が刻まれている。引用はここ
駱駝の背中にて
<レポート>
6:30 カイロの朝です。
今日は待望のピラミッドを見に行く日です。
エジプトでは現在98基のピラミッドが発掘されているそうです。
そのうち最大のピラミッドとスフィンクスを見に行きました。
朝食にはこんなものでしだ。漬け物やピックルスもいいもんです。
部屋の窓からこんな高い塔が見えました。電波塔でしょうか。
8時少し前から私たちの専用バスは走り出しました。
カイロの中心から20km、隣町のギザに入ると町並の向こうにピラミッドの頭が覗いています。
警備所の前を曲がるとクフ王のピラミッドの駐車場でした。
8:14 一番大きい本来の高さ146mのクフ王のピラミッドに向かって、バスを降りて歩きます。
歩いて近づくに連れ、その巨大さがわかるようになってきました。
目の前に壮大で、しかも緻密なピラミッドがある。実感・感動でした。
入り口に通じる通路で記念撮影しているカップル?がいます。
その一個一個の石の大きさがわかります。
正式な入り口は上にありますが、盗掘のため開けられた下の穴が今は観光のための入り口になっています。
観光客が増えたため、1日の入場人数が制限されていますが、私たちのツアーは入ることができました。
残念ながら、汗をかきながら入った内部は撮影禁止でした。
月の〜砂漠を〜・・・♪
の歌が脳裏に浮かんできました。ラクダの隊列です。
駱駝の隊列を遠くに見ながら、ピラミッドの林立する中をバスは進みました。
9:10 内部を見学した後、小休止した第二のピラミッド、高さ142mのカフラー王のピラミッドです。
上の方に富士山がかぶっている雪のように見える部分はなめらかできれいですが、元はこれが
全体を覆っていたということです。
私たちを見つけ早速やってきたチップ目当てのラクダです。観光客がカメラをピラミッドに向ける
と、そのフレームの中に入ってきて写しただろうとしつこくチップをせびります。
その時、それを規制するために見張っていた警察官もラクダで駆けつけました。
警察官と彼の乗り物です。
3つの有名なピラミッドが見えるビューポイントでバスが止まりました。
そこにはずらっとお土産屋さんが並んでいました。
また、観光客をラクダに乗せることが出来るように用意していました。
あ〜ん、とあくび
私もラクダに乗ってみました。5ドルか10ドルぐらいだったと思います。
馬より背が高いように思いました。見晴らしがいいですが揺れ方が大きいようです。
ラクダが座っている状態から背に乗るので、ラクダが後ろ足から立ち上がるとき、
上体を後ろにそらしていないと前にずっこけるので注意です。
あとは鞍の前か後ろにある取っ手をしっかり持って、揺れに身体を預けるようにしていればOKです。
やさしげな表情ですねえ。でも相手を気に入られないと唾をぺっと吐きかけますから注意。
元に戻り、今度はスフィンクスに向かいました。
白い建物はクフ王の聖船がピラミッドから取り出されて展示されているらしいです。
王妃たちにもピラミッドが別にこのようにあることは知りませんでした。
バスは少し先のスフィンクスに向かって進みました。
スフィンクスの入り口近くで色とりどりのスカーフの一団が手を振ってくれました。
でもスクラムを組んでいるのはなぜ?
9:45 クフ王のピラミッドとカフラー王のピラミッドの間を通ってスフィンクスに到着しました。
近くに入るための通路です。
カフラー王のピラミッドを背景にスフィンクス。
スフィンクスのおしりです。
砂漠を掘り下げているので、両手が見えます。
鼻が欠けているので残念ですが、想像を働かせるところです。
11:53 歩き回った後は、お腹がすいてうれしい昼食です。
サッカラビールです。ビールはエジプトには古代からある飲み物です。
ケバブ&コフタでした。
観光客におねだりして歩き回っていたネコ1。満腹か?
ネコ2。立っておねだり。
レストランの庭でパンを焼いているところです。