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第7日目

10月29日  カッパドキア観光(午前自由行動) − ゼルベ(パシャバー)、ラクダ岩(デルベント岩)、クルチュラル谷  −280km−  アンカラ − アンカラエキスプレス (車中泊)    


カッパドキアにて


朝を迎えました。
用心して朝食抜きです。持ってきていた粉末のポカリスエットをミネラルウォーターに入れて飲みました。
午前中のオプションツアーはすべてキャンセルし、体力を回復できるようにホテルで寝て過ごしました。
昨日、早朝からの熱気球体験をキャンセルしたのはこうなることを予感していたのでしょうか。


9:18 ホテルの部屋はそれぞれ外階段から入るようにできていました。


この日は用のなかったホテルのレストラン入口です。


部屋は全部つくりが違います。1室しかないものや2室あるものなど様々で、
泊まる部屋は昨夜チェックイン後、抽選で決めました。


休みながら部屋の窓から外を見る。


11時半にはチェックアウトして、オプションのギョレメ観光グループと合流しました。


ゼルベ野外博物館の駐車場から見える奇観。


奇岩を背景にサイクリングのペアが遊んでいました。


少しバスで移動です。地層の見える地形とぽつんと立ったきのこ岩。


スリーシスターズにやってきました。きのこ岩が3つ合体している、というより未分化です。


スリーもフォーもありました。


いわゆるキノコ岩群です。火山灰帯の上に溶岩帯が乗っているため溶岩帯が浸食
されると一気に下の火山灰帯が浸食を受けるのだそうです。


ここはカシミヤ製品が産物のようです。


店の表に看板の代わりに商品の一部をぶらさげています。


ちょっと店をのぞいてみました。


パトロールの車も観光地には必要ですね。


バラの鉢植えでスズメが遊んでいました。


駐車場には数々の土産物屋さんが店を開いていました。


骨董品屋さんとか


キノコ岩を形取ったやきものもありました。


12:49 白と黒の、日本では見かけることのない鳥が来ていました。
このあと昼食ですが、壊れたお腹を休めるためバスに残って寝ていましたので、
昼食の写真はありません。川の近くのレストランで、煮込み料理の予定でした。


昼食後、バスはキノコ岩でもらくだ岩と名付けられた大きい岩を通りました。
きっと大昔かららくだ岩なのでしょう。でも遠い将来なくなってしまうのでしょうね。
どのくらいの時間でどの程度浸食を受けるのでしょうか。


14:40 今日はほんとにいい天気で、雲の遠近がはっきりしてきれいです。
ここのきのこ岩は日本の三度笠の旅人みたいです。


17:43 夕暮れになりました。アンカラに向かいます。


19:47 アンカラ駅です。
アンカラは少し黒海からは遠いのですが、黒海沿岸の人々は大変優しいと言われています。
知らない誰かが家を訪ねて来ても機嫌良く挨拶を交わし家に引き入れ、食事に誘い、
食べながらやっとあなたは誰ですかと聞く、という小話を現地ガイドさんがしてくれました。
とてつもなく優しそうですね。


駅構内のレストランで夕食です。
窓の向こうはいきなりホームです。昔は特権階級が使っていた貴賓室だそうです。
もうひとつバスで聞いた話を紹介します。才能あるピアニストがいました。
彼は黒海沿岸出身と言うことをずっと隠していました。
しかし、あるコンサートで演奏が終わった後、楽屋を訪ねてきた黒海人に質問を受けました。
「あなたは黒海出身ですか?」と。
彼は「ずっと隠してきたのになぜ分かったのですか?」
黒海人は「演奏が始まったとき分かりましたよ」と答えました。「・・・。」
「あなたは演奏の席に着く時、椅子を動かさないでピアノを引っ張りました。」
どうやら黒海の人は自分は動かないで他の物を動かすくせがあるようです。
笑ってしまいました。


最初に出てきたのは私の嫌いな匂いのするスープで、なめてみただけです。


生オレンジジュースだそうです。お腹は大丈夫かなと思いながら飲んでしまいました。


ナンのようなパンです。少しかじりました。


カレーのようですがあまり辛くはありません。


ご飯も来たのですっかりライスカレーです。大事をとって少しだけいただきました。


最後になんと、なつかしいスイカが出てきました。


メインルームではすっかり建国記念行事の音楽や歌で盛り上がっていました。


ホームです。ここにもでかい国旗がふらさがっています。
今日、明日がトルコの建国記念日で行事があり、店舗を休みにしているところが多いそうです。


私たちの乗る列車とは別の列車ですが、きれいな列車です。


22:23 アンカラエクスプレス号です。
ホームの高さと列車の床の高さはだいぶ違っていて、スーツケースを持ち上げるのは苦労です。
 そこで、旅行社がポーターを手配しています。
 自分のスーツケースを転がして列車の入口まで行き、そこに置いて入口の高いステップを登ります。
するとポーターがすかさずスーツケースを列車の床まで上げてくれます。
 客室は2人部屋で、2段ベッドになっています。大きいスーツケースは開けにくいですが、
下のベッドに載せれば開くことができるという程度の部屋の大きさです。
 部屋の鍵は内からのみです。従って部屋を空にするとき、例えば食堂車に朝食を食べに行く時などは
スーツケースには鍵をかけ、手荷物は持って出ましょう。
 列車が発車してしばらくすると車掌がベッドをセットしに来ます。朝は食堂にいる間に元に戻してくれています。
 車掌には1.5US$のチップをきっちり要求されますので、感謝の気持ちを表すチップとは別物ですね。

明日の朝にははイスタンブールに戻ります。

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