10月27日 パムッカレ観光:ヒエラポリス遺跡、石灰棚、パムッカレテルマル −410km− コンヤ市内観光:メヴラーナ博物館、インジェ・ミナーレ神学校 (コンヤ泊) |
事前学習
ヒエラポリス・パムッカレ(Wikipedia)
・ヒエラポリス・パムッカレは世界遺産(文化遺産と自然遺産の複合)です。
・パムッカレは綿の宮殿という意味で、良質の綿が昔からこのあたりで一大産地でした。
・二酸化炭素を含む雨水が石灰岩でできた台地に浸透し、炭酸カルシウムを含んだ地下水となる。地熱で暖められて地表に湧きだし温泉となり、水中の炭酸カルシウムが沈殿して棚田のような景観を作り出しました。
・ヒエラポリスはパムッカレの石灰華段丘の一番上にあって、ローマ帝国の温泉保養地として栄えましたが大地震で放棄され、遺跡となっています。
コンヤ(Wikipedia)
・トルコ内陸アナトリア地方の主要都市のひとつで、コニヤ、コニャとも表記されます。
・アケメネス朝ペルシア、セレウコス朝シリア、次にローマ帝国と支配が移りました。
・ローマ帝国の支配でキリスト教が盛んになりましたが,11世紀セルジュクの支配で再びイスラム教の国となりました。
・13世紀イスラム神秘主義のルーミー(メヴラーナ)がコンヤで活動し、メブレヴィー教団を開きました。
・ルーミーの死後には廟が建てられましたが、アタチュルク政権により教団は解散され廟は博物館として公開しました。
パムッカレのANTIQUE POOLにて
朝のTVで天気予報を見ました。今日もいい天気です。
7:16 ホテルの朝食会場のウェイターさんです。実に人の良さそうな顔をしていますね。
憶え立てのギュナイドン(おはよう)に応えてくれました。
バイキングから皿に盛ってきた今日の朝食です。
毎朝、旅行社から1本サービスされるミネラルウォーター。
これで足りなかったらドライバーさんから買うことができます。
2本で1TL です。
バスの車窓から、山の上に白いものが見えました。
バスが登って行くと次第に様子が見えてきました。
期待が膨らみます。
入場券です。
8:14チケット売り場です。朝早くから観光客が詰めかけています。
真っ白い石灰棚も見に行きたいけど、最初はヒエラポリス遺跡の見学から。
紀元前190年頃、ベルガモン王によって建設された古代都市の遺跡です。
この遺跡には神殿、円形劇場、浴場などがあります。
ローマ皇帝カラカラ帝も訪れたといいます。
出土品を納めたヒエラポリス博物館もあります。
少し歩いただけで、全部は見ることができませんでした。
クロッカスはトルコ周辺が原産地です。
パムッカレは綿の城という意味だそうです。かつてこの辺りは綿の産地でした。
近年、水量が減り、かつての満々と棚に水があふれる状態ではなくなりました。
そのせいで、上段の方から泥がたまるようになり、黒い棚に変化しつつあります。
見る角度によっては純白の石灰棚を美しく見ることができます。
黒くなった石灰棚を少しずつ削ってきれいにしようとしている地元の女性たち。
一部の棚では暖かい足湯ができます。
ここで靴や靴下を脱ぎ、持参したビニール袋に入れて持ちます。
戻ってきたら持参したタオルで足を拭き、靴下や靴を履きます。
石灰棚のすぐ上には古代からの温泉があります。
人々は遺跡の柱などの転がる湯の中でくつろいでいました。
バス駐車場に向かって歩いていると見えたのが円形劇場跡です。
9:47パムッカレの観光が終わり410km先のコンヤに向かい出発です。
再び窓からウォッチング開始です。
10:38線路は続くけど列車はまったく見かけません。
バスは時速80〜90kmぐらいで走っています。のんびりと羊飼いが羊の群れを連れていました。
乾いた大地を耕耘機が営々と耕しています。
11:30 トイレ休憩にドライブインに入りました。
カラフルな衣類が展示されていました。でも洗濯物干しにぶらさげてあり、売り物かどうか?
バスの運転手さんたちの会話風景です。
ドライブインの向かい、芝生で小羊のテラコッタが遊んでいます。
小山のように積み上げられた何か。トラクターに引っ張られる荷車にもそれが山積みです。
トルコが原産地である、サクランボなどの果樹が植えられているんだそうです。
この時期、緑の畑は珍しい。
ここでも荷車に積まれた何かを見ました。
大勢のスズメたちがおこばれをいただいています。
何かがここにもこんなに。
小さな集落に入ってきました。
黄葉が見えます。背が高いのでポプラでしょうか。
背の高いのはポプラのようですが、低い木も黄葉しています。見えたのはここだけでした。
何を栽培しているのか、ビニールハウスがありました。
13:01 昼食はスープと
トルコ風ピザということでした。
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