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第4日目−1

 10月26日 アイワルク  −250km−  エフェソス観光:アルテミス神殿跡、エフェソス遺跡  −185km−  パムッカレ (パムッカレ泊)    

事前学習
エフェソス(エフェス)(Wikipedia)
・トルコ西部の小アジアの古代都市で、現在のイズミ−ル県のセルチュク近郊アヤソルクに位置しています。
・もとは港湾都市でしたが、土砂の堆積により現在は海岸が離れています。
・紀元前4世紀後世に名が残ると思ってアルテミス神殿に放火した男が居て神殿は全焼し、再建されました。
・紀元前2世紀には共和制ローマに支配されました。アントニウスとクレオパトラが滞在し、クレオパトラに敗戦したアルシノエ4世がこの地で殺害されました。
・その後古代ローマ帝国の東地中海交易の中心となりました。
・東ローマ帝国となってもアジア属州の首都として繁栄しましたが、8世紀になりアラブ人の攻撃をたびたび受け放棄されました。
・「聖母マリアの家」にはバチカンからの代表者が毎年参拝するほか歴代のローマ教皇も訪問しています。


アルテミス神殿跡にて



7:44 ホテルのレストランで朝食のため座っていると目の前に朝日がのぼってきました。


きれいな朝日に、カメラが窓際に並びました。


今朝のバイキングから集めたものです。旅はお腹が減ります。
各種パン3個、トマト、キュウリ、ポテト、ソーセージ、ハム、ゆで卵で朝食です。


8:15 出発したバスは250km先のエフェソス遺跡に向かいます。
ホテルのすぐ近くでは塩田で作業する人々が見えました。


いつものようにバスからウォッチング。250kmといえばだいたい5時間、眠るのはもったいない。
綿畑がありました。トウモロコシと隔年交代で栽培するそうです。


こちらはトウモロコシ畑のようです。


ビニルハウスの向こうに発電用の風車が霞んで見えます。


お母さんと子供?それともおばあちゃんと孫かな?


高い鉄塔が3本もありました。上の方についていたのは携帯電話の中継アンテナのような形でした。


ほぼエーゲ海沿いの道路を走りました。


この人は旅行者でしょうか、リュックを提げています。


大きな煙突が見えて来ました。火力発電所のようです。
もしかしてこの形は地熱発電所かもしれません。


変電所もありました。


これは風車の力で水を汲む井戸ポンプかな。
このあたりで美人の多いと言われるイズミール地方に入ったようです。


素焼きの鉢のようなものをたくさん並べているのを発見。


テラコッタというのでしょうか?庭に置く人形もたくさん並んでいました。


さすがに農業地帯です。小型トラックとトラクターを並べて販売しています。


鞄とビニル袋を提げて買い物帰りでしょうか。昔のイズミール美人というところか?


広い霊園を初めて発見しました。雰囲気は何処も共通な感じがあります。


ここでは大きいトラックが切符を切られているように見えます。速度違反でしょうか?


瓦工場のようです。テラコッタといい、瓦といい、トルコの焼き物産業です。


田舎っぽい町ですが、歩道橋にはエレベーターとエスカレーターがついています。すごい。


10:30 トイレ休憩で入ったドライブインではチャイを飲みました。チャイは甘い紅茶と同じです。


チャイは80年ぐらいの歴史があり、リプトン紅茶にはトルコのチャイを使っています。
一方、トルココーヒーはエスプレッソと同じようなものでイエメンなどで採れるものだそうです。


再び田園地帯を走ります。鉄道線路が見えました。
エーゲ海、地中海地方はミカン、オレンジ、モモ、ザクロなど様々な果物が栽培されているそうです。


11:04セルジュクの遺跡の入口公園に着きました。
サングラスのおんちゃんがバイクに乗って配達中でしょうか。


遺跡に着くなり千円、センエンと物売りが寄って来ました。先ずは無視して通ります。


アルテミス神殿の図です。


アルテミス神殿跡です。1本の柱が立っているだけです。
トロイでも見かけたイチジクの木がここにもありました。


アヒルも遺跡で遊んでいます。


ちょっと油断していたら説明を聞き逃してしまいました。
どうやらアナトリアの地母神信仰が元になっているらしいです。


アルテミス神殿は紀元前8世紀から4度にわたって建設されました。
最初は不明ですが、2度目は紀元前6世紀に建設されました。
200年後、狂気の男により放火され、更に大きい神殿を建設しました。
しかし、紀元後263年にはゴート族の襲来により、またもや放火されてしまいました。


その後はキリスト教の時代になり、忘れ去られて行きます。
石材は他の建築物のために持ち去られ、わずかにかけらが残っているだけです。


11:25 バスは、世界の有名ブランドに納めているトルコ名産の革製品の店クルジュラルに来ました。


製品を着たファッションショーを見せてもらいました。


数着の製品を着てプロのモデルが歩いたあと客が呼ばれます。


そして客に製品を着せモデルと一緒に歩かせるのです。
いかがわしいなんとか商法みたいですねえ。


その後はお定まりの販売です。4万円以下の商品はありません
と宣言されました。


安いツアーを探して来ているのに、そんなお金はありません!
早々にトイレに退散しました。このトイレットペーパーは初めてです。
真ん中のちょっと飛び出た紙を引っ張ると次々と出てくるのでした。
また、電力料金が高いので何処のホテルでもトイレの節電対策がされていて、
個室でじっとしていると5分で電灯を自動的に切られてしまいます。
だれかが次に入ってくるまでは薄暗闇でがんばるしかありません。


その後、庭に出るとこんな人もいました。が、私は山靴なのでだめです。


また、駐車場で遊んでいると面白いことに、こんな骨董品に乗った人が来ました。


12:30には昼食のため一同はレストランに行きました。


こんな感じの店です。


前菜は豆料理です。ビールを5TLで追加します。始めて瓶のビールが出ました。
このビールはホップが効いていて日本のビールに似ておいしかったです。


メインはチョップシシです。羊肉の焼き鳥みたいなもので、おいしいのですが、
串の一番奥に刺してある油肉は臭いので食べないほうがいいですと説明がありました。
パンはチーズを挟んで焼いた四角いものでした。


このレストランの庭にはバラ園があったり、


昔の消防ポンプが置かれていたり、


SLまで置いてありました。
珍しいので覗いているうちに出発の時間になっていて、皆を待たせてしまいました。

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