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第4日目午前 北京 

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故宮博物館紫禁城にて


北京駅−>天安門広場−>故宮博物館− 昼 −>万里の長城


朝、列車の中で目覚めました。


 朝一番に寝台列車の窓の外に見えたのは都会的な立体交差の高速道路でした。


 開発が進行中。でも、どこかに人は住んでいる様子。
周囲はなんともひどい状態です。 来年のオリンピックは大丈夫かなあ?


6:53北京駅に到着しました。
 この時間ですから駅構内は人は少ないですが、大きなずた袋を担いだ人が多く目についた
以外は日本の駅とあまり変わらないようすです。


北京駅構内の通路です。


駅の並びのレストランに入ります。

朝食
7:43 北京の朝食です。コップには豆乳が入っていました。


朝食の後、専用バスですぐ近くの天安門に向かいます。
通勤にはやはり自転車が多く、車に負けない「勇気」を持って走っています。

渋滞
朝のラッシュになってしまいました。

地下鉄駅
 地下鉄もあるんですね。


天安門広場 −> 故宮博物館


8:59 私たちの歩いて通った広場の東側に中国国家博物館がありました。


北京の乗り物で目を惹かれたのがこの連結バス。
 曲がるときにはじゃばらが伸びたり縮んだりでうまいことできてます。


左の塔のようなものは人民英雄記念碑です。
 西側(奥)には人民大会堂がありました。
ここは昔(明、清時代)も今も、政治の中心地ですね。


100万人が集合できるという天安門前にやってきました。
 この日は黄色や青の原色のユニホームを着た大勢の人々が大運動会のようなことをしていましたから、
バスが沢山駐車していて視界を遮り、この広場の広大さがあまり感じられなかったのですが、
何もなければ驚きの広さだったのでしょう。

天安門
9:12 天安門です。近づくと門前には植栽が施され、豪華な噴水も吹き上げていました。


 さらに近づくとトーテムポールや大きな獅子の置物が座っていて、警備員(兵?)も立っています。


どうです?この門前の狛犬さんのビッグさかげんは。

午門
 天安門をくぐると中にはまた広場がありました。 家でいうと玄関のような部分です。
この「午門」をくぐると堀で囲まれた昔の政治の中心部分の紫禁城、今は故宮博物館があります。

売店
門内の広場にはカラフルな売店がありました。

銘板
 壁に貼られた「故宮」の石板。


 立ちはだかる「午門」の上にある建築物をアップにしてみました。
中心にある「太和殿」が上から見えているような錯覚におちいります。

太和殿
 中心の「太和殿」は残念ながら修復工事中で、ネットに覆われていて見えませんでした。
 ここから先は堀が周囲を巡っています。門には3つの出入口が、この橋も3本。
常に真ん中は皇帝の通り道だそうです。

石畳
 当時のレンガの石畳が広場を埋め尽くす。


太和殿ですが橋を渡って近づくと、建物はずいぶん高い台座の上に建てられていて
立派な石段を上がるようになっていることがわかりました。

 現存する木像の建築物では中国最大ですが、釘は一本も使っていないそうです。


 こんな感じで皇帝の前で行事が行われていたのですね。
 ここに勤める役人達は、階級のかなり高い人達で、当然それなりの年配ばかり。中にはかなりの
高齢者もいて、天安門までは車馬で来ても城内は歩かないといけなかったので、夏の日射しのき
ついときなどここまで歩いてくる途中で倒れる人もいたそうです。

防火用水
 太和殿の後ろ側の広場、乾清門の塀際には黄金色の水瓶が置かれていました。
 飲料水や防火用水として水を入れてあったものだそうです。
冬は凍るので下から火を焚いて暖めていたのだそうです。


 「太和殿」の後ろには皇帝が休憩する「中和殿」、科挙の最終試験が行われた「保和殿」
と続き、その後ろにこの「乾清門(けんせいもん)」がありました。


門をくぐると「乾清宮」が見えました。


建物入り口近くの通路にある龍の彫り物です。
真ん中の橋の板に彫り込まれた五本指の龍は皇帝の印です。
皇帝だけがここを通ることができたのです。


この乾清宮は明代から清代途中まで皇帝の寝室兼執務室として使われていたそうです。


皇帝が座る玉座のひとつです。

花園
珍しい木石を置いた庭です。
「乾清宮」の後ろには宮廷に使えた女性達の暮らした住居があり、ここで癒しを得たのでしょう。


木化石がこれかな?

見晴台
 最後の城壁の側には奇岩を模した台座の上に見晴台がありました。
 1年中城外に出ることを許されない女官達が、年に一度のお祭り(春節)の日には
ここに上がって城外を見ることができたそうです。

外壁
10:36 城壁の外からはこの見晴台だけが見えます。
最近知ったのですが、故宮の主な宝物は蒋介石が持ち出して今は台湾にあるそうですね。


北京のパトカーです。Wのマークなのでワーゲンかな?


実はここでのんびり車を写していたのは、現地ガイドのリュウさんの足が長くて、少々早く故宮を
出てしまったのと、私たちの専用バスが少し遅刻したということで待ち時間が結構あったからです。
 そのおかげで、コンビニで中国産のアサヒビールを見つけて買って飲むことができました。
中国のビールはソフトです。
このアサヒビールも日本のよりはソフトに作ってあるけど、中国メーカーのよりはホップが効いている感じでした。
中国人は甘いのが好きなのか、ペットボトルで売っているお茶も甘かったようです。

公衆トイレ
 さすがに入り口には目隠しがしてあります。
無料なのですが、中には女性が一人、管理人なのでしょうか、ずっといました。
右隣がコンビニです。

警察官?
11:09 ベビーフェイスのこの方は警察官なのでしょうか。それとも単なる警備員なのでしょうか。
 観光のために町をきれいにしようと、露店の禁止やゴミを路上に捨てないなどを呼びかける
ポスターの前にしゃがみこんでしまいました。

昼食
12:56 飲茶です。ここでもあっさりしたおかゆとチンゲンサイが人気でした。
 この店のサービス品でポケット瓶のお酒が見えますが、52度という強さです。
さすがに瓶が小さくても余ってしまいました。

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