清龍寺境内にて
西安観光(西の城門−>碑林博物館−>古文化街−>大雁塔− (昼食) −>青龍寺−>清真大寺−>化覚巷)
青龍寺 四国八十八カ所を開いた空海が修行したお寺です。
青龍寺山門
昼食を終えて午後2時頃到着しました。
西安市の南東部にある、遣唐使として中国に派遣された空海が修行したという青龍寺です。
かつて、廃寺になっていたものを再建したそうです。青龍寺パンフレットはここ
塀のような渡り廊下の壁に様々な絵と文字が書かれています。
その中に空海の肖像と記録が書かれていました。
日本的な庭もありました。桜か桃もあったのではないかと思います。
空海像と金剛杵
空海が修行中に使用したものらしいです。これとは別に日本に持ち帰ったものがあるようです。
古代インドでは帝釈天などが手にする武器でしたが、密教に取り入れられ、人間の心の中の
煩悩を打ち砕く、仏の智慧の徳を表す法具として用いられるようになったそうです。
空海記念碑
日本人観光客のために?空海の記念碑が建っていました。
この写真には写っていませんが、広場の四隅にある丸い石のオブジェは四国を表しているそうです。
売店
14:42 線香や硯、数珠など仏教の道具が販売されていました。
ここは四国八十八カ所の零番札所とされているようです。
清真大寺 回教(イスラム教)のお寺(モスク)です。
山門
15:47 参道の入り口です。
午後3時前に山門に到着しました。添乗員さんともども迷ってしまい、ここにたどり着くまでに
15分ほどかかってしまいました。そのかわり町の様子を観察できて楽しかったです。
大鳥居の次はこれです、石の鳥居ですね。
省心楼
本堂に行くまでにいくつも塔のような門がありました。
この塔はモスクのミナレット(塔)の代わりをしているそうです。
くぐると門が、またくぐると塔が・・・。
雨の中、また門をくぐる・・・と大屋根が見えました。
最後の門は橋のような台の上に丸い模様、そして鳥居のようなものがありました。
本堂
ここが本堂というか、回教ですからモスクなんですね。
扁額
何文字というのかなあ?そうかアラビア文字か。
16:12 これは何だったのか?さざれ石?
化覚巷散策
16:19 回教徒の経営する店が多い商店街です。値切るのがお店の人との交流と思っている人にはたいへん楽しい場所のようです。
ここで1時間ほど楽しみました。さまざまな店が並んでいてここでは紹介し切れません。皆様、ぜひ、日本の文化のルーツ西安へ。
夕食
今夜は早めに午後5時頃から、比較的あっさりの湘西料理でした。
次の夜行列車でお腹をすかさないように、おいしく沢山食べました。
西安駅
19:30 夕食の後、重い荷物をゴロゴロと引っ張り西安の駅に。
入場改札口
駅でもパスポートの提示が必要でした。
19:45 西安から北京への夜行列車です。
今夜の宿は軟臥と呼ばれる2段ベッドで4人部屋の寝台列車です。(19:23発 6:53着)
4人部屋の割りには狭いので、大きいトランクを持っていると置き場所はベッドしかなく、
大変きゅうくつな思いをしました。それにベッドを仕切るカーテンは無いし、ドアにはカギが
ありません。かなり心配しながら寝ましたが大丈夫でした。
女性は風呂やシャワーがないのが不満だったようですが、器用に毛布をかぶって体を拭
いたり着替えをしていたようです。
ちなみに、硬臥と呼ばれる車両は木製の3段ベッドだそうで、もっと大変です。
しかし、ツアーで知り合った方とお互い紹介からはじまり、趣味の話に花を咲かせるなど
楽しいひとときを送りました。 明朝起きれば北京です。