よいよい写真館番外編西安・北京ツアー>第3日目午前

第3日目午前

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慈恩寺境内にて


西安観光(西の城門−>碑林博物館−>古文化街−>大雁塔− 昼 −青龍寺−>清真大寺−>化覚巷)


5月30日(水) 今朝は少しゆっくりと、9:00出発でした。
 専用バスに乗って西安市内観光です。
 現地ガイドの「リュウ」さんは背が高く旗を持って歩いてもよく目立ち、日本語も上手で、ゆっくりと噛み含めるように説明してくれます。
 中国の歴史の知識も日本の知識も有り余るほどです。そして長安=西安にたいへん誇りを持っているのを感じました。
 今日の観光は長安の旧街を取り囲んでいる城壁の西の城門から始まりました。


現地ガイドのリュウさん。(華清池にて)


西の城門

 この城門はシルクロードのスタート地点です。中国で旧城壁が残っているのはこの西安だけだそうです。
 隋、唐時代に造られたものを明時代に大改修し、その後も何度か改修されていますが、規模は明時代のままだそうです。


9:24 城壁は周囲12km、高さ12m、幅12mだそうです。全部12で覚えやすい。


これは城壁の上です。日本の都会の空中遊歩道も顔負けですね。


今は城壁をくり抜いて広い道路が貫通しています。

城壁の上
はるか彼方まで伸びています。


日本の天皇陛下と皇后陛下がここで休憩されたと説明がありました。


10:00  ここでは絹の絨毯を展示即売していて、ものすごく目の細かい織りで高価な物から
比較的目の粗い低廉なものまで販売されていました。おんちゃんは買い物苦手
じゃきに、小さいのを買うたぞね。


このあたりの城壁の外には通りの両側にホテルやデパートが多い。


 ここはシルクロードの起点です。城壁の窓から見えました。


西安碑林博物館 上の城壁内側にある、石碑が保存され林立する博物館です。


10:30ごろ到着。入り口の門です。「西安碑林博物館」と表示されていました。


シーサーか?狛犬か?


門前に日本の神社と同じように両側に1対ありました。


中国の鳥居だそうです。立派な屋根ですね。


さらにもうひとつ門をくぐります。


唐代石碑を収蔵するため、1087年(北宋時代)に孔子廟跡に設立された西安碑林が母体である。(Wikipedia)


3,000点以上の石碑が保管されています。

唐代に彫られた開成石経(儒教の教典を114枚の石碑に彫ったもの)を保存するために1087年に創設されたそうです。
唐代から清代までの書の名家、楮遂良、顔真卿、欧陽詢、蘇軾、林則徐などの書が見られます。


碑文を乗せている亀のような台が面白い。


いくつかの建物に分かれて、作者や書体別にまとめられています。


紙を貼り付け、拓本をとる講習会らしいことも行われていました。


塀の外側に大きな文字があるのを見つけました。
碑林博物館は30分足らずの駆け足参観でした。
書の心得のある人はもっとゆっくり見たかったでしょうね。


古文化街散策


10:57 昔ながらの中国を感じられるという古文化街が碑林博物館の近くにありました。


古いたたずまいの宝石店や食堂などが並んでいる中を10分ぐらい散策しました。


雨が降り、観光客がうろついているだけでした。


こちらの通りには人っ子一人いません。


こちらの通りにも人影が遠くに見えるだけです。


やっと人通りのある通りに出ました。


大雁塔 玄奘三蔵が天竺から持ち帰った教典が保管されている塔


11:38 このお寺は三蔵法師のお寺です。


檀家のボランティアで修復作業中でした。木材は黒檀のようなとても堅い木だそうです。


雨の中、慈恩寺本殿に入ります。


ご本尊の玄奘三蔵の姿です。
三蔵法師は男です!と、ここのガイドさんが強調しました。

大雁塔
 唐代始め、玄奘三蔵はインドから仏教経典600部あまりを持ち帰りました。
 その大量の教典を収めるためにこの塔が建立されました。
ピサの斜塔のように、インドの方向にわずかに傾けて建ててある(段が少しずつ左に寄せてある)そうです。
 また、ここの先代の住職さんは現代の書家として3人の内に数えられていたそうです。

昼食
お昼を過ぎて1時近くになりましたが、昼食は四川料理でした。
レストランのオーナーが日本人とかで、巻き寿司も1皿あり、少し日本的な食事でした。

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