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第2日目午後

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歌舞大劇院における歌舞鑑賞


5月29日(火) 陝西省歴史博物館 −> 陜西省美術博物館 −> 昼 −> 秦始皇帝陵兵馬俑 −> 華清池 −> 餃子宴


秦始皇帝陵及び兵馬俑坑はユネスコの世界遺産(文化遺産)です。

1974年、始皇帝陵東側の果樹園で井戸を掘っていた農民が、偶然、地中から陶製の武士像や馬像などを掘り当てたことから、調査してみると地下で眠る皇帝を守る大部隊の軍隊像であることがわかり、世界的な考古学上の発見となったそうです。

秦始皇陵門前
 午後は私が待っていた兵馬俑の見学です。その到着前に秦始皇陵の門前を通過しました。
 始皇帝(紀元前259年−紀元前210年)は紀元前221年に初めて中国を統一した。
 13才の時から墓を作り始め、亡くなったときには3,000人の宮中の女性を共に葬った
とも聞きました。当時の権力者の強欲と無謀さを見せられたような気がしました。

14:20 兵馬俑博物館に入りました。


「一号館」ここに1,000体以上の兵馬俑があります。発見された総数は6,000体以上。


「陳列庁」ここにも、保管する建物があります。


「二号館」ここにも発掘されたものが入っています。


まずは中央の大屋根の建物から見学しました。

隊列
広い体育館のような屋根の下に圧巻といえる発掘された兵馬俑が隊列を組んでいました。
私たちは下のVIP席の段まで下り、間近で見ることが許されました。


きれいに発掘されて一人ひとり違う顔、体つきを持っていることがわかります。
元の彩色が残っている部分も見えます。
こんなに精巧な等身大の人形を焼き物で大量に制作できる技術が紀元前にあったとは驚きです。
権力者の死への大きな恐怖心をかいま見るとともに、人形制作に携わった数多くいたであろう
職人たちの素晴らしい技術とアイデアに感激しました。

 


最前列は横一列に並んで敵を迎え撃つように立っています。
人形の手の形を見ると、もとはおそらくさまざまな武器を手にしていたことでしょう。

修復中
展示館の後方では破片を継ぎ合わせて修復中の兵馬俑が立っていました。

修復中
馬も実物そっくりです。


次の建物に移動し、すぐに見学です。


もうひとつの建物内には腹の出た重臣達がいました。
馬車も用意して作戦本部だったのか。


また別の建物に移動しました。


俑のミニチュア複製をお土産にと売っている売店がありました。


修復した青銅製の馬車がふたつ、ガラスで囲まれて展示されていました。
ガラスに反射して写っている人物と大きさを比べるとわかりますが、
他の兵馬俑と違いミニチュア像です。


こちらは背の低いタイプです。
傘の下にすっぽりと御者も収まっています。しかし実に精巧にできていますね。
これらの馬車は元は車輪も回るようにできていたけど、修復したものは回らないそうです。

復元像
兵隊とは違って偉い人らしいです。将軍か。
ずいぶんこまかく割れていたものですね、満身創痍の状態です。

もう少しゆっくり眺めていたかったのですが、案内のリュウさんの歩くのが速いこと。
それぞれ1コマずつ撮るのがやっとでした。
人が混み合っていたのでメンバーから迷子が出るのを心配していたのかもしれません。
実際私は一時リュウさんを見失ってドキドキしていましたが、添乗員さんが後ろから暖かく見守ってくれていました。

歴史講話
 ひととおり見学した後、お茶をいただきながら、学芸員による西安(=長安)の歴史の講話を聞きました。
 西安は中国統一の偉業が為されたときの都であるという誇りを持って語られます。
実際、日本の文化は秦の時代より後の唐の時代に、長安まで来た遣唐使によって
持ち帰られ、広められたものが多いのです。

 今は逆に日本の方が進んでいて、中国は共産主義と資本主義の2本建てで追いつこうとしていますが
地方と都会の経済的な格差が開きすぎています。


華清池 玄宗皇帝と楊貴妃の冬の宮殿です。

入場券


入り口の門です。秦時代から続く温泉地だそうです。


唐代中期の玄宗皇帝が楊貴妃と過ごすために建てた華清宮です。
ここで政務を忘れて美しい楊貴妃との愛の日々を送ったそうな。うらやましいねえ。


楊貴妃専用の湯船のある建物。

楊貴妃の湯船
木の葉の形のようなあるいは花の形のような楊貴妃の湯船です。
当時は露天風呂だったのを、清朝末期に西太后が建物を建てたといいいます。
建物が無かったらこの露天風呂で周囲にはどんな景色が見えたのでしょうか。

皇帝の湯船
蓮華湯となっていましたが、大きくて皇帝の風呂でしょう。
このほかにも皇帝、楊貴妃が浸かった後の湯をひいた、料理人が入った風呂もありました。
でも、決して手は湯につけなかったそうです。


楊貴妃が湯上がりに涼みながら髪を乾かしたと伝えられる塔です。


本日の見学はこれで終了。バスで2時間近くかけてホテルに一度戻り、夕食に出かけました。

ディナーショー 


18:30 私たちは予定より少し遅くなり到着しました。でも夕食なのに歌舞大劇院とは?

客席
既に中では大勢の観光客がテーブルを囲んでいました。


 私たちのツアーは遅刻したので、様々な形や内容の餃子が次から次へと運ばれて来て、食べるのに大忙し。
 ここで給仕をしてくれた女の子は感じのいい笑顔で応対してくれたのでいい感じでよかった。

ホテルやその他で給仕をする女性は中華航空の乗務員を含めほとんどが、
まるで動物に餌を与えるかのごとく、皿を放り投げるかのように置くなど、つっけんどんで粗雑な応対でした。
中国の接客サービス教育はまだまだだと感じました。

青島ビール
ビールは「青島」という中国のもの。
1本20元をテーブルで支払いました。ペットボトルのお茶とビールが同じ値段です。

開幕。
19:47 食事が終わると舞台では楊貴妃をテーマとする歌舞劇が始まりました。
 ここからは3,000円か3,500円か忘れましたがツアーのオプションですから、食事だけで
ホテルに帰った人もいました。
 唐代の楽器、衣装を使い、宮廷雅楽、剣舞などの歌舞を再現したものらしいです。


それぞれ中国独特の楽器を操っています。


後ろでたたいているのが陜西省歴史博物館にあった鐘の楽器、「編鐘」です。


袖を振ると美しく弧を描きます。新体操のリボンはこれをまねたのか。


女官達の踊りも妖しげで美しい。


交通信号のような三原色の踊り。照明も効果的。


太鼓と鉦のひょうきんなリズム交換で楽しい音楽?でした。


20:55 めでたし、めでたしと言うことか? 幕間に入る説明は中国語と英語で、
どちらも私にはわからない。でも、見ている間は楽しくて、1時間のショーが
あっという間に終わり、ホテルへ帰りました。
古典文化として今に伝わっているけれど、皇帝や高級官僚は
いつもこんなきらびやかな歌舞音曲を楽しんでいたのかなあ。
今は庶民もここで楽しむことはできるけど、当時の庶民はどうしていたのかなあ。

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