ナ ポ リ の 歴 史 | ||
B C 6 世 紀 |
古代ギリシア人(特にアテネ人)の植民活動によって建市されたと考えられている。 | |
476年 | 西ローマ帝国滅亡 | |
A C 6 世 紀 |
東ローマ帝国のユスティニアヌス1世がイタリアの再征服に乗り出し、イタリア半島はラヴェンナを首府とするビザンツ帝国の属州となった。 | |
7 世 紀 |
660年 | ビザンツ系の公国が設置された。 |
11 世 紀 |
ノルマン人が南イタリアに到来し、イスラム教徒が支配するシチリア島を征服してシチリア王国(オートヴィル朝)を建国する | |
12 世 紀 |
1140年 | ノルマン人の支配は南イタリアでも拡大され、ナポリ公国もノルマン人の手に落ちた |
13 世 紀 |
1224年 | 皇帝フェデリーコ2世(神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世)がナポリ大学を設立した。 |
1266年 | ローマ教皇クレメンス4世はシチリア王国をシャルル・ダンジューにあてがい、アンジュー家は王国の首都をパレルモからナポリに遷都した。 | |
1284年 | シチリアの晩鐘事件を契機にシチリア島で反乱が起こり、アラゴン王ペドロ3世がシチリアを占領するが、ナポリを中心とする南イタリアはアンジュー家が依然として押さえていたので、王国は2つに分割された。 | |
15 世 紀 |
1443年 | アラゴン王アルフォンソ5世はシチリア王を兼ねていたが、内紛続きのナポリ王国を征服して、ナポリを統治した。 |
1458年 | アルフォンソの死後は私生児のドン・フェランテがフェルディナンド1世としてナポリ王位のみを継承する。 | |
1494年 | フランス・ヴァロワ朝のシャルル8世がナポリを武力占領した。 | |
16 世 紀 |
1503年 | スペイン(カスティーリャ=アラゴン連合王国)から派遣されたコルドバ将軍は、1503年にナポリを征服した。 |
18 世 紀 |
1701〜 1714年 |
スペイン継承戦争 |
1707年 | オーストリア・ハプスブルク家の軍隊がナポリに入城し、スペインの総督を追い払う。 | |
1734年 | スペイン王子でもあるパルマ公ドン・カルロスがナポリに入城してナポリ王カルロ7世として即位、シチリアも回復した | |
1759年 | カルロスは1759年にスペイン王カルロス3世として即位した際、ナポリ王位を息子のフェルディナンド4世に譲った。 | |
19 世 紀 |
1806〜 1815年 |
ナポレオン・ボナパルトの兄ジョゼフ、次いで妹婿のミュラを王に戴く |
1816年 | フェルディナンドがナポリとシチリアの王として返り咲くと、間もなく国名を正式に両シチリア王国とした。 | |
1860年 | 両シチリア王国はジュゼッペ・ガリバルディに征服され、翌1861年に成立するイタリア王国に併合された。 |