よいよい写真館番外編>萩・津和野

萩・津和野


2007年1月21日(日) 心配だったお天気も、曇り空ですが、なんとかもっています。
 同行の人達が私の要望を聞いてくれて、少し早起きして7:30に湯田温泉を出発し、バスは萩にやってきました。


 武家屋敷街に到着し看板の地図を頼りに歩きました。
 先ず見つけたのは木戸孝允(桂小五郎)誕生地です。
 説明によると、この旧宅は木戸孝允の実父、和田昌景の家で、
木戸孝允は天保四年(1833)にこの家で生まれ育っています。
 8才の時に近隣の桂家に養子に出、桂小五郎となってからも
この家に住み江戸に出るまで20年間をこの家で過ごしたそうです。


左半分が前面の障子になっていて、少し変わっていますね。
ここで幕末の英雄の一人が育ったのかと、実感がありました。


庭には大きい松の木とソテツが歴史を感じさせます。この家は
当時の様子をよく残していたので国指定史跡となっています。
ゆっくり見たいのですが、時間を限られています。


なんだか豪商の家のようです。
入り口では入場料が要るようなので、躊躇しましたが、
お金を取るからには見るべき物があるのだろうと思い、
時間を気にしながら入りました。


 重要文化財「菊屋家住宅」です。
 さまざまな道具が並べられていて、案内の人が次々と説明して
くれました。
 高知県では田野町にある「岡御殿」がこのような屋敷だったなあ
と思い出していました。


欅の板を使った縁を前にして庭を見渡してみました。
街なかで自分の家に豊かな自然を取り込むのは
かなりの贅沢だったのでしょうね。


座敷には錦旗がかけられていました。


時代劇によく出てくる番頭さんが座るセットです。
金蔵や広い台所など、思いがけなく大きなお屋敷だったので、
残り時間が少なくなってきました。


 菊屋小路を見失って少し時間を無駄にし、ようやく高杉晋作の
誕生地にたどりつきましたが、「今日は見学を休みます」と無情の
張り紙。残念無念。でも、ちょうどバスの出る時間になっていま
した。


後ろ髪を引かれながら白壁の上に伸びた庭木に分かれを
告げます。また、今度ネっと。


バスは藩校「明倫館」の脇を通過し「松陰神社」に向かいます。


少しの間停車してもらって窓から写真を撮りました。


校門前です。少し中に入りたかったなあ。残念。
今でも小学校として使われているそうです。


吉田松陰の「松下村塾」です。
藩校「明倫館」で兵学などを講義していましたが、次第に海外に
目を開き、ついに黒船に乗り込もうとし失敗、実家で幽閉となります。
そこで、近隣の子弟に講義を始め、「松下村塾」ができました。


老中暗殺計画が露見し処刑されるまでのわずか2年余の間
でしたが松陰の教えは久坂玄瑞を筆頭に高杉晋作、前原一誠、
伊藤博文など蒼々たる勤王の志士たちを生み出しました。


松陰神社前の鳥居です。


手水を使って身を清めます。


拝殿です。しかし、この日は本殿の屋根が改修工事中で、
御神体はお隣に一時避難していました。

 
狛犬さんです。前足が棒のようにまっすぐ伸びています。


この社に一時合祀されていました。

 
こちらの狛犬さんは小さい玉をくわえています。


境内の全景です。
「松下村塾」はすぐこの前にありました。


処刑される松陰が両親に書き送った手紙の中の一首
「親思う心にまさる親こころ 今日のおとずれ何ときくらん」


親による英才教育が功を奏し、藩校「明倫館」で兵学の教授を始めたのが松陰わずか9歳のとき。
11歳にして藩主毛利敬親公の前で講義したそうです。
これは駐車場近くの「吉田松陰歴史館」に展示されている20場面の1つです。


 バスで移動し少し離れたところにある「森鴎外旧宅」に来ました。


外観です。代々藩医だった家柄で、鴎外も軍医でした。


隣には立派な施設が見えました。森鴎外の生活や作品の貴重な
資料やマイクロフィルムに収めた膨大な情報がある「森鴎外記念
館」だそうです。時間が無くてここの見学はできませんでした。


「森鴎外旧宅」の内部です。


 高知のいの町と同じく紙漉きが盛んな土地のようで、紙すき会館
があり、紙漉の実演・体験ができるようでした。


ここまで駆け足の見学でお腹もすきました。
ここでも押し寿司か、ちらし寿司のようなものが出ました。

さて、これで萩の見学は終わり、バスは県境を越えて島根県の津和野に向かって走り出しました。


優雅な扮装の鷺舞の像が橋のたもとにありました。
どんな踊りなのでしょうか。


津和野のメインストリートです。右は藩校「養老館」跡です。


津和野藩家老門
よくこんな古くて大きい門が残っていますね。


これでも津和野町の役場です。
その前は郡庁だったそうです。


門構えも立派で、これも家老門です。この中に役場があります。


津和野といえばやっぱりこの水路の鯉ですね。
これで、観光は終わりです。あとはバスに乗るだけ。


バスは高知に向かって走り出しました。途中の吉和サービスエリア
付近では雪がわずかに見えました。


延々とバスは走り福山サービスエリアでトイレ休憩です。
運転手さん、ご苦労様です。津和野から6時間走り続けて、
やっと無事に高知の香美市まで帰ることができました。
同行のみなさんも、お疲れさま。

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