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花巻から高知へ

宮沢賢治ワールド


2006年8月12日 朝、宿泊した「えありあ遠野」を出て「馬の里」に行き、競走馬のダッシュあり、流鏑馬あり、障害飛越ありという馬術の発表会のようなものを見学した後、馬産地遠野を出発し、花巻に向かいました。
 時刻はそろそろお昼。途中、道の駅に立ち寄っても満杯状態なので通過し、次の道の駅を見つけ立ち寄りました。すると期待してなかった「めがね橋」が目の前にあるではありませんか。昼食よりもそちらの方が気になって先ずは撮影をしました。


駐車場から先ず一枚。


河原に下りて近寄ってもう一枚。
いかにもここから「銀河鉄道」が発車しそうですね。
黄色の花はハンゴンソウか?
ここでも混んでいて昼食にありつけず。


 とうとうお腹がすいたままで宮沢賢治イーハトープ館までやってきました。
 ここはもともとは胡四王神社という大きい神社の境内らしく、
山の1/3ぐらいが賢治関係の施設で、あとは神社関係のようです。
 ただ、森をめぐる回廊が全山にわたっていて、賢治の作品の名前が
ついていました。
(宮沢賢治:1896〜1933 稗貫農学校(現在の岩手県立花巻農学校)教諭となる。
農業研究や改良普及に尽くす一方、「注文の多い料理店」ほかの童話を出版する。)


イーハトープ館への誘導路は水辺を設置しています。
ここには展示場、ホール、売店喫茶コーナーがあります。
「イーハトープというのは、宮沢賢治が、現実の岩手の風土に立脚しながら、
こころのなかにまざまざと思いえがいていた夢の世界(ドリームランド)です。
そして、皆さんが、その賢治のイーハトープへの心の旅をなさるときに何かと
お役に立つことができるようにと願って、つくられました。つまり、賢治の夢見た
世界への、頼りになる旅行案内所といってもよいでしょう。」
(イーハトープ館パンフレットより)


展示場では「宮沢賢治と温泉展」が開催されていて、宮沢賢治の
「「心象スケッチ」には本質的にリゾートの種子が含まれており、
花巻の温泉群は、宮沢賢治の想像力を地下から励起させる
熱源であった。」という解説がありました。


また、200席を有するホールでは、宮沢賢治の作品のアニメが上
映されていて結構観客がいて、私も少し見ていきたいと思いまし
たが、時間が無くてというか、お腹がすいて次に進みました。


 少し歩くと斜面をのぼって一段高いところに出ました。
 ここには宮沢賢治が大正13年に花巻温泉のために設計したという
庭園を復元したものがありました。
 写真の右半分に立っている白い棒は日時計の影をつくる柱でした。


その斜面の上にあったのが、これも賢治の設計により、昭和2年に
花巻温泉に作られた「南斜花壇」を復元したものです。


 このように少し急な斜面にアラベスク模様的に配置されていました。
 私の中では宮沢賢治は農業高校の先生で、詩を作るのが上手だった、
というぐらいしかなかったのですが、温泉や造園、鉱山まで手がけていた
というのは目からうろこでした。要するに理想的な農村全体を計画、設計
していたのですね。


さらに上に上がると宮沢賢治記念館ですが、その前にずいぶん
こらえていた腹ごしらえをしました。
賢治作品にちなんで、注文の多い料理店「山猫軒」です。


壁面には賢治作品を描いた絵がかけられていました。


宮沢賢治記念館の入り口では猫が事務所を開いていました。


 記念館では、宮沢賢治作品の原稿などのさまざまな資料が展示
されていて、賢治のファンなら大喜びするだろうと思いました。


花巻空港を16:40発の予定に間に合うように早めに切り上げて
レンタカーに給油して返却し、搭乗手続きをしました。しかし、
折り返し便の到着が遅れたので、出発も遅れてしまいました。


 上空では雲の様子が美しくて見とれてしまいましたが、後半は
積乱雲の林の間をすり抜けるということで、客室乗務員も着席す
るほど揺れました。
 しかし、何事もなく大阪に到着し、乗り継ぎの最終高知便のボン
バル機も無事に高知龍馬空港に着陸して、今度の旅行は勉強に
なって楽しく終わりました。

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